よくわかる世界遺産検定

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このページでは、世界遺産検定(3級)の概要について説明しています。

 

  • 世界遺産検定って聞いたことがあるけどよくわからない・・・
  • 挑戦しようと思っているけど、悩んでいる
  • 3級の試験概要、難易度、合格までに必要な勉強時間を知りたい

 

読者の中にはこういった疑問や悩みを抱いている方もいるのではないでしょうか。

この記事を最後まで読むことによって、次のことが理解できます。

試験の概要(日程・合格基準・申し込み方法など)を理解できます
合格のための基本的な戦略(効率的なアプローチ)が理解できます
合格に必要な勉強時間の目安について把握できます

試験の概要を正確に理解することが、合格への第一歩となります。ぜひ最後までお読みください。

【よくわかる】世界遺産検定3級の試験概要

世界遺産検定とは?

世界遺産検定は、NPO法人世界遺産アカデミーが主催する検定試験です。いわゆる民間資格ですが、文部科学省が後援しているため、公的資格として扱われる場合があります

試験の運営事務局(世界遺産検定事務局)では、世界遺産検定を次のように定義しています。

世界遺産検定は、人類共通の財産・宝物である世界遺産を通して、国際的な教養を身に付け、持続可能な社会の発展に寄与する人材の育成を目指した検定です。2006年に始まって以来、20万人超が受検し10万人以上が認定されています。2014年からは文部科学省の後援事業となりました。検定は年に4回開催しており、小学生から90代まで幅広い年代の方々が挑戦しています(引用:世界遺産検定事務局公式HP)

試験日程(2020年10月31日更新)

申込期限が直近の試験を掲載しています(随時更新していきます)。

なお4級、3級、2級試験は年4回実施されます(1級以上は年2回)。

次回検定日 2021年3月14日(日)
申込方法 インターネット および 郵便局
申込期間(インターネット) 2020年12月16日(水)~2021年1月29日 17:00
申込期間(郵便局) 取り扱いなし
受検票到着日 2021年3月3日(水)
合否結果マイページ表示 2021年4月12日(月)
結果通知到着日 2021年4月26日(月)
試験会場 札幌、仙台、さいたま、千葉、東京23区、東京西部、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪北、大阪南、神戸、広島、福岡
受験料(3級) 4,900円(税込)
受験料(2級・3級併願) 10,300円(税込)

ちなみに2級と併願すると、受験料が500円割引になります

 

試験の概要

どんな試験?

受験資格 制限なし
回答形式 選択式
問題数 60問
試験時間 50分
合格基準点 100点満点中60点以上
出題範囲 日本の全遺産・主要な世界の遺産100件
出題比率
  • 世界遺産の基礎知識(25%)
  • 日本の遺産(30%)
  • 世界の自然遺産(10%)
  • 世界の文化遺産(30%)
  • その他(5%) ※時事問題など

 

個人的にはインターネットでの申し込みが簡単なのでおすすめ!

時事問題は、直近の世界遺産委員会に関する話題や、世界遺産が関係するトピックが中心になります。

 

出題範囲は?

出題範囲は、日本の全遺産・主要な世界の遺産100件となっています。日本の遺産は現在23件あり、世界の遺産のうちヨーロッパが35件、その他が65件です。

ここで重要になってくるのが、1つ前の項目で紹介した合格基準点(60%)と出題比率です。

  • 世界遺産の基礎知識(25%)
  • 日本の遺産(30%)
  • 世界の自然遺産(10%)
  • 世界の文化遺産(30%)
  • その他(5%)

はじめて挑戦する方は「100件も覚えられない・・・」と不安になるかもしれませんが、基本的な戦略として、「世界遺産の基礎知識」と「日本の遺産」でしっかりと得点しておけば、合格にはぐっと近づきます。

やや強引な計算ですが、「世界の自然遺産」と「世界の文化遺産」の出題比率は全体の40%ですから、単純に問われるのは40件という計算になります。

 

無理をして海外の世界遺産100件を覚える必要はなく、まずは「世界遺産の基礎知識」と「日本の遺産」の分野を攻略することが基本的な戦略になります。海外の世界遺産については興味関心のあるものを中心に、ゆっくりと学んでいけばOKです(^^)

 

公式テキスト・過去問は?

試験問題の9割以上は公式テキストから出題されます。公式テキストはかならず最新版を用意しましょう(遺産の追加や登録名の変更など、細かい改訂があるためです)

 

 

なお、資格試験への合格へは問題演習が効果的です。合格のために問題集を必ずしも購入する必要はありませんが、出題形式に慣れておくことで合格が近づくことは間違いありません。

ちなみに世界遺産検定事務局からは、過去問を掲載した問題集は発売されていますが、オリジナルの問題集は発売されていません。

また、直近2回分の問題しか掲載されていないため、それ以前の過去問を演習した場合は、古本屋やフリマサイトからの入手が必要になります。

 

・公式テキストはかならず用意しよう!
・余裕があれば過去問にも挑戦しよう!

 

申込み方法

インターネットおよび郵便局での申し込みとなります。詳細については、世界遺産検定事務局ホームページにてご確認下さい。

 

 

うっかり申込期限を過ぎてしまわないよう、余裕をもって申し込むことを強くオススメします。

 

 

必要な勉強時間の目安

合格に必要な勉強時間については、個人差があります。

あまり地理や歴史が得意ではない方や、世界遺産検定に初挑戦の方、苦手意識がある方などは、1日1時間のペースで30時間程度を確保してください。

地理・歴史が得意な方、類似の資格(旅行業務管理者・海外旅行地理検定など)をお持ちの方、旅行会社に勤務するなど実務経験がある方などは、半分以下(15時間)の時間でも十分合格できます。

また、ある程度自信のある方は、3級ではなく2級から挑戦することも選択肢になるかと思います(管理人も2級から受験しています)

なお、2級と3級の試験は併願することもできますので、保険をかけておきたい方はオススメです。

 

一般的な勉強時間の目安は30時間程度
地理歴史が得意な人や実務経験がある人の場合は、時間が短くても合格が可能
3級試験は2級試験と併願できる

 

まとめ

今回は世界遺産検定の概要について解説しました。世界遺産への理解を深めることは、1つの教養を身につけること以上に、国際的理解や人生の視野の拡大にもつながります。

3級試験は初心者からでも挑戦しやすい試験になっていますので、おススメです。

 

最後に重要なことをまとめたので、もういちど確認しましょう。

 

・世界遺産検定は、文部省後援の民間資格です
・3級試験は年4回実施されます
合格基準は60%以上、試験範囲は日本の遺産と世界の主要遺産(100件)です
・2つの分野(世界遺産の基礎知識。日本の世界遺産)が学習の中心になる
・公式テキストは必須。過去問は余裕があれば用意しよう!
・必要な勉強時間はおおむね15時間~30時間程度(個人差あり)です
・3級試験は他の受験級(4級・2級)との併願ができます

具体的な学習手順やこのサイトの活用方法については、別の記事で詳しく解説しています。

 

 

 

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