【世界遺産検定4級講座】思い込み厳禁!海外世界遺産36選 間違いやすいPOINT総まとめ
これまで学んできた海外36の世界遺産を、今回は「間違いやすいポイント」に絞って解説します。
世界遺産検定4級では、「常識で考えると間違えやすい」「似ている遺産と混同しやすい」ものがよく出題されます。
セカ丸とイクロム博士の会話を交えながら、ひっかけ対策をしていきましょう。
ひっかけってホントいやだなぁ…。どうやって防げばいいの?
まずは受験者が引っかかりやすい「思い込み」を知ることだね。それを潰せば安心だよ。
「最古」「最初」「最大」の思い込みに注意
- チンチョーロ文化:世界最古の人工ミイラはチリ。
→ エジプトより2000年古いのがポイント。 - ガラパゴス諸島:進化論の舞台=ダーウィン。
→「世界で最初に登録された遺産」と混同しない(最初はガラパゴスではない)。 - マチュ・ピチュ:「空中都市」と呼ばれるが、最古の都市遺跡ではない。
似ている「宗教建築」問題
- モン・サン・ミシェル:修道院+潮汐。
→「教皇領ローマ」と混同しやすい。 - アテネのアクロポリス:パルテノン神殿。
→「ローマのコロッセオ」と取り違えやすい。 - イスタンブル歴史地区:アヤソフィア。
→「聖ソフィア大聖堂(ウクライナ)」と混同注意。
たしかに「宗教建築」はどれも似て見える…!写真問題で間違えそう。
建物の特徴とキーワードを必ずセットで覚えることだね。
自然遺産:似た景観に注意
- ロス・グラシアレス国立公園:アルゼンチンの氷河。
→「南極」や「カナダの氷河」と混同しない。 - キリマンジャロ:アフリカ最高峰。
→「ケニア山」との取り違えに注意。 - ヴィクトリアの滝:ジンバブエとザンビアの国境。
→「ナイアガラの滝」と間違いやすい。
負の遺産の引っかけ
アウシュヴィッツ・ビルケナウはポーランドにあることを忘れずに。
「ナチス」=「ドイツ」ではあるが、アウシュヴィッツは当時の占領地であるポーランド。
産業革命関連の混同
- ダーウェント峡谷:産業革命発祥。
→「エッセンの炭鉱」と区別。 - エッセン:「世界一美しい炭鉱」。
→「ダーウェント」と混同注意。
なんか頭がこんがらがってきた…。どう整理すればいい?
「ジャンル別+キーワード一言」でまとめるのがコツだよ。自然=動物や滝、文化=建築や信仰、産業=工場や炭鉱、とラベルをつけよう。
まとめ:ひっかけを防ぐ3つの鉄則
- 国名と場所を必ず確認する。
- 最古・最大・唯一といった「数字ワード」に注意。
- 似たジャンルの遺産を整理して覚える。
なるほど!これでひっかけに惑わされずに済みそう!
完璧だね。あとは過去問で実戦練習だ!
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