【世界遺産検定4級講座】ヴィクトリアの滝(モシ・オ・トゥニャ) 世界三大瀑布アフリカ絶景

4級対策

【世界遺産検定4級講座】ヴィクトリアの滝(モシ・オ・トゥニャ)|世界三大瀑布アフリカ絶景

ジンバブエとザンビアの国境に広がるヴィクトリアの滝は、南部アフリカを代表する世界自然遺産です。

地元では「モシ・オ・トゥニャ(雷鳴のする煙)」とも呼ばれ、轟音と水煙を上げる壮大な光景は、ナイアガラ・イグアスと並び世界三大瀑布に数えられます。

4級では所在国・登録年・区分・現地名をしっかり押さえておきましょう。

ヴィクトリアの滝って、名前は知ってるけど、どこにあるの?
アフリカ南部だよ。ジンバブエとザンビアの国境を流れるザンベジ川にあるんだ。両国から観光できるんだよ。

登録のキホン(4級ここだけ)

  • 所在国:ジンバブエ共和国/ザンビア共和国
  • 正式名:ヴィクトリアの滝(Mosi-oa-Tunya / Victoria Falls)
  • 区分:自然遺産
  • 登録年:1989年
  • 評価基準:(vii)(viii)

ヴィクトリアの滝の特徴

全長約1.7km、落差は最大108m。雨季には膨大な水量が流れ落ち、数km先からでも見える水煙を生みます。その迫力は「雷鳴のする煙」という現地名にぴったりです。乾季には水量が減少し、断崖の形がくっきりと見える姿に変わります。

世界三大瀑布との比較

  • ナイアガラの滝:カナダ=アメリカ国境。横幅と観光開発度が特徴。
  • イグアスの滝:ブラジル=アルゼンチン国境。数百の滝が連なる。
  • ヴィクトリアの滝:アフリカ最大級の水幕。水煙と轟音が圧倒的。

「モシ・オ・トゥニャ」ってどんな意味なの?
現地のコロロ族の言葉で「雷鳴のする煙」って意味なんだ。ユネスコの正式名称には両方の呼び方が併記されているよ。

自然遺産としての価値

  • (vii) 自然美:壮大な水煙・虹・轟音による圧倒的な景観美
  • (viii) 地形学的価値:ザンベジ川の断層地形と、滝の侵食が生み出す谷。

観光と保存の両立

ヴィクトリアの滝はアフリカ有数の観光地で、橋や遊歩道から滝を間近に見学できます。一方で観光開発や周辺のダム建設計画による環境への影響が懸念され、世界遺産委員会も動向を注視しています。

4級で覚えるべきことは、やっぱり「国・年・区分・基準」だね?
その通り!加えて現地名モシ・オ・トゥニャ世界三大瀑布の仲間という点も試験で狙われやすいよ。

学習まとめ ― 語呂で覚える

  • 1989年・自然遺産=ヴィクトリアの滝
  • 国境:ジンバブエ&ザンビア
  • 別名:モシ・オ・トゥニャ(雷鳴のする煙)
  • 基準:(vii)(viii)
  • 比較:ナイアガラ・イグアスと並ぶ世界三大瀑布
本記事は世界遺産アカデミー(WHA)認定講師世界遺産検定マイスターが監修しています。

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