【世界遺産検定4級講座】ガラパゴス諸島 進化論の舞台と固有種の自然遺産

4級対策

【世界遺産検定4級講座】ガラパゴス諸島|進化論の舞台と固有種の自然遺産

エクアドル領の太平洋上に浮かぶガラパゴス諸島は、進化論の舞台として知られる自然遺産です。1835年にダーウィンが訪れ、ここでの観察が「種の起源」につながったことは有名です。4級試験では場所・登録年・評価基準・固有種などが狙われやすいので、しっかり整理しておきましょう。

博士!ガラパゴスって、ゾウガメとイグアナがいっぱいいる島でしょ?
その通り!ゾウガメ、海イグアナ、フィンチ類など固有種が多い。さらにダーウィンの進化論の象徴的な場所だから、4級でも外せないよ。

ガラパゴス諸島の基本情報

  • 所在国:エクアドル
  • 登録年:1978年(拡大:2001年)
  • 分類:自然遺産
  • 評価基準:(vii)(viii)(ix)(x)
  • 特徴:進化論の舞台、固有種の宝庫

なぜ世界遺産?

ガラパゴスは火山活動によって形成された孤立した島々。外界と隔絶されたため、独自の進化を遂げた動植物が数多く存在します。その結果、地球上でここでしか見られない固有種が多数誕生しました。

  • (vii) 自然美:火山島と海の絶景。
  • (viii) 地球の歴史:火山活動・地殻変動の証拠。
  • (ix) 生態系の進化:隔絶環境での進化研究。
  • (x) 生物多様性:固有種の宝庫。

博士、ダーウィンフィンチって何?
同じ島でもクチバシの形が違う小鳥たちのことだよ。食べ物の違いに適応して進化した例で、進化論の象徴になっているんだ。

代表的な固有種

  • ガラパゴスゾウガメ:世界最大級のリクガメ。島ごとに甲羅の形が異なる。
  • 海イグアナ:世界で唯一、海に潜るイグアナ。
  • ダーウィンフィンチ:進化論を象徴する小鳥たち。
  • ガラパゴスペンギン:赤道直下にすむ唯一のペンギン。

環境問題と保存の取り組み

観光客の増加、外来種の侵入、密漁などが深刻な課題です。ユネスコは2007年にガラパゴスを一時「危機遺産リスト」に登録しました。現在は管理体制を強化し、観光客数の制限や自然保護区の整備が進められています。

試験で狙われるポイント

  • 登録年:1978年(自然遺産としては初期)
  • 分類:自然遺産
  • 基準:(vii)(viii)(ix)(x)
  • キーワード:ダーウィン、進化論、固有種(ゾウガメ・海イグアナ・フィンチ)
  • 危機遺産登録歴あり:2007〜2010年

つまり、「自然遺産・1978・固有種・進化論」でまとめれば試験は安心ってことだね!
その通り!写真問題ではゾウガメや海イグアナが出やすいから、必ず覚えておこう。
本記事は世界遺産アカデミー(WHA)認定講師世界遺産検定マイスターが監修しています。

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