【世界遺産検定4級講座】知床手つかずの自然が残る北の大地

北海道東部に位置する「知床」は、2005年に世界自然遺産に登録されました。海と陸が一体となった豊かな生態系を有し、流氷が接岸する世界最南端の地域としても知られています。本記事では、検定4級で押さえておきたい知床の特徴を、セカ丸とイクロム博士の会話形式でわかりやすく解説します。

博士！知床って冬に流氷が来るんだよね？

そうだよ。知床は流氷が接岸する世界最南端の場所なんだ。その流氷が豊かな栄養を運んできて、知床の海の生態系を支えているんだよ。

知床の自然環境

どんな自然が残っているの？

知床には原生的な森林や湿地、海岸線が広がっていて、多様な生態系がある。陸と海が密接に関わっているのが特徴なんだ。

動物もいっぱい住んでるの？

もちろん！ヒグマやエゾシカ、オオワシなど多くの野生動物が生息している。海にはサケやマスが遡上し、それをヒグマが捕まえる姿は知床ならではの光景だよ。

どうして知床が世界遺産になったの？

主な理由は次の通りだよ。

こうした点が評価されて、2005年に世界自然遺産に登録されたんだ。

試験で狙われやすいポイントをまとめるとこうだよ。

知床は動物と自然が共に生きている場所なんだね！

その通り。知床は自然の循環が実感できる場所なんだ。
世界遺産検定では「2005年登録」「流氷」「ヒグマ」をキーワードに覚えておこう！