【世界遺産検定4級講座】小笠原諸島 ― 東洋のガラパゴスと呼ばれる自然遺産

東京都に属する「小笠原諸島」は、2011年に世界自然遺産に登録されました。隔絶された環境で進化した固有種が多く見られることから「東洋のガラパゴス」とも呼ばれています。本記事では、世界遺産検定4級で押さえておきたい小笠原諸島の特徴を、セカ丸とイクロム博士の会話形式で解説します。

博士！小笠原諸島って東京なのに、すごく遠いよね？

そうだね。東京から南へ約1,000kmの太平洋上にあるんだ。船でしか行けなくて、東京湾から父島への「おがさわら丸」の利用で片道24時間かかるよ。

小笠原諸島の自然

どうして世界遺産に登録されたの？

登録理由は「固有種の宝庫」だから。
島々は大陸とつながったことがなく、独自に進化した生物が多いんだ。
例えばオガサワラオオコウモリや固有のカタツムリ類、珍しい植物が生息しているよ。

「東洋のガラパゴス」って呼ばれる理由はそこなんだね！

生物の多様性と独自性が評価されて、2011年に世界自然遺産に登録されたんだ。また、海も豊かで、ザトウクジラやイルカが見られることでも有名だよ。

出題対策としては以下を押さえておこう。

小笠原って、本当に特別な自然が残ってるんだね！

その通り。小笠原は地球の進化の歴史を知る貴重な自然の実験場なんだ。
世界遺産検定では「2011年登録」「東洋のガラパゴス」「固有種」を押さえておけば安心だよ。